【品川区】ブライダルチェックに助成金はある?東京都の制度で受けられる検査費用の補助

ひと昔前までは、妊活や不妊というと、どちらかというとネガティブでデリケートな話題でしたが、この十数年で随分一般的になり、よりポジティブな意味でブライダルチェックや生殖医療に関心を持つ方が増えてきたと感じます。

『しながわクリップ』のエリア担当ライター、ナオスケです。区内で整体院を営んでいて、妊活に取り組む方のサポートもしています。ブライダルチェックという言葉、認知度が増えてきたとはいえ、まだ一般的とはいえないところ。検索で引っかかるかどうかと、実際に制度があるかどうかは、別の話なんですよね。

この記事では、検索語の見直し方、品川区と東京都それぞれの支援の入口、民間と自治体の違い、対象条件の確認方法の順で整理します。

目次

「ブライダルチェック助成金」で探すと見つかりにくい理由

「ブライダルチェック」は、クリニックや民間のサービスが使うことが多い言葉です。自治体の制度ページには、ほぼ出てきません。

行政が使うのは「プレコンセプションケア」「妊娠前健診」「不妊検査費用助成」といった言葉です。検索語と制度名がずれているだけで、実は支援がないわけではありません。

品川区で最初に見たい支援の確認先

品川区に、ブライダルチェックという名前の助成制度はありません。ただ、妊娠前後の健康支援として確認できる制度はあります。

品川区の保健センターは、荏原・大井・品川の三か所があります。妊娠前の相談を受け付けており、「どんな支援があるか分からない」という段階から話を聞いてもらえます。いきなり申請窓口に行く必要はなく、まず相談してみることで、使える制度が整理しやすくなります

東京都の制度がブライダルチェックに近い内容

品川区在住なら、東京都の「TOKYOプレコンゼミ」という制度が活用できます。これは、妊娠・出産を将来考えている人を対象にした、都の助成制度です。

ゼミ(講座)を受講したうえで、指定の登録医療機関で検査を受けると、女性・男性ともに上限3万円まで検査費用の助成が受けられます。民間のブライダルチェックプランとは入口が異なるものの、検査の内容は似ている部分があります。

民間の検査プランと自治体の支援はどこが違うか

民間のブライダルチェックは、クリニックが独自に設定した検査セットです。費用や検査内容はクリニックによって異なり、助成の対象にならないケースもあります。

自治体の支援は、指定された検査項目・登録医療機関・申請手順のセットで成り立ちます。どちらが良いというより、目的と条件に合うかどうかで選ぶ話。

  • 民間:クリニック独自プラン、費用自由診療
  • 東京都:講座受講後に助成、指定機関で検査
  • 品川区独自:妊娠届後の支援が中心

費用助成があるときに確認しておきたい条件

TOKYOプレコンゼミの助成は、条件がいくつかあります。まず講座の受講が必須です。受講後に、登録医療機関で検査を受け、医師の助言・相談まで年度内に完了させる必要があります。

また、助成の申請はアンケート回答だけでは完了しません。申請フォームからの申請が必要で、アンケート回答だけでは助成金は支給されません。ここを見落とす人が多いので先に確認しておく価値があります。

対象年齢で迷いやすい点を整理する

TOKYOプレコンゼミの受講対象は、都内在住の18歳以上39歳以下です。一方、助成金の対象は「検査を受ける初診日に40歳未満」という条件です。

受講時点で39歳であっても、翌年度中に40歳の誕生日を迎える前に検査を完了すれば対象になる場合があります。年齢が近い方は、公式サイトか登録医療機関に確認するのが確実です。

申請が必要なケースで動くタイミング

TOKYOプレコンゼミは、受講から検査・申請まで同一年度内に完了させる必要があります。年度末に近い時期に受講すると、検査の予約が取りにくくなることもあります。

わたしなら、受講した翌週には医療機関をリストで確認します。一度後回しにすると年度をまたいでしまうことがあるので、先にリストだけでもメモしておくと動きやすいです。

STEP
東京都公式でゼミに申し込む

東京都福祉局のプレコンセプションケアページから申し込み。定員制なので早めに確認します。

STEP
講座を最後まで受講する

途中退出は助成金の対象外。約2時間、最後まで受けることが条件です。

STEP
登録医療機関で検査・助言を受ける

都が指定する医療機関で検査を受け、医師の助言まで年度内に完了させます。

STEP
アンケート回答後に助成金を申請する

アンケートだけでは不十分。必ず助成金申請フォームから申請します。

検査を受ける前に確認しておきたいこと

登録医療機関は、東京都福祉局のホームページで一覧を確認できます。品川区内やその周辺にも登録医療機関があります。

先に確認しておきたいのは、受診したいクリニックが登録されているかどうか。登録外の医療機関で受けた場合、助成の対象外になります。

登録医療機関の確認先

東京都福祉局「プレコンセプションケア」ページ内の登録医療機関リストで確認します。

検査内容の確認先

助成対象の検査項目は必須と選択に分かれます。受診前に医療機関と相談して決めます。

年度内完了の期限確認

検査・助言・申請はすべて同一年度内に完了が必要。受講後はスケジュールを早めに立てます。

対象外になりやすいケースを先に知っておく

迷いやすいのが、受講だけして検査を年度内に終えられなかったケースです。受講は完了していても、検査や申請の期限を過ぎると助成は受けられません。

また、40歳以上の方はTOKYOプレコンゼミの助成対象外です。品川区には別途、不妊治療関連の支援制度もあるため、年齢や状況に応じて確認先が変わります。

40歳以上の方は品川区窓口に直接確認するのが早いです

よくある失敗と気をつけたい点

「申し込んだら助成も自動で出る」と思っている方が多いです。実際は、講座受講・検査・アンケート・申請フォーム、の四ステップすべてを完了しないと助成金は受け取れません。

もう一つ見落としやすいのが、民間のクリニックの「ブライダルチェックプラン」は、原則として助成の対象外という点です。助成を使いたい場合は、登録医療機関で受けることが前提になります。

公式情報の確認方法と窓口の使い方

TOKYOプレコンゼミの詳細は、東京都福祉局のホームページから確認できます。開催日程・登録医療機関リスト・申請フォームもここに集まっています。

品川区の相談窓口は、品川保健センター(北品川3-11-22)・大井保健センター(大井2-27-20)・荏原保健センター(西五反田6-6-6)の三か所です。「どの制度が自分に合うか分からない」という状態でも相談を受け付けています。

まずはサイトを開いてみましょう

制度を調べていて、最初に迷ったのが「検索語と制度名がずれている」という点でした。ブライダルチェックという言葉のまま探しても、自治体の制度ページには引っかかりにくい。今日、東京都福祉局でTOKYOプレコンゼミのページを開いて、開催日程だけ確認する。その一歩で、制度のイメージがかなり具体的になります。

年度内に全部終えないといけない制度なので、受講するタイミングが遅くなると検査の予約が詰まりやすくなります。仕事帰りに混んだ場所で予約を取るのは正直つらいので、わたしなら早い時期のゼミ日程を先に押さえるようにします。そのほうが無理がありません。

「制度があるのか、ないのか」が分かるだけで、気持ちの落ち着き方が変わると感じています。まず東京都の公式ページを開いて、開催日程を一つメモしておくだけでもいい。それだけで次が動きやすくなるので、今日の空き時間にちょっと見てみてくださいね。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「しながわクリップ」ナオスケ

品川区在住のナオスケです。地域情報メディア『しながわクリップ』で、暮らしに役立つ地元情報をわかりやすく発信しています。

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