「品川区から5000円分のギフトカードがもらえるらしい」「知り合いはもう届いたというけど、自分はいつ来るんだろう?」「物価高騰対策給付金って、いったいどんな制度?」と疑問を持たれている方が多いようです。
品川区の地域情報メディア「しながわクリップ」担当ライターのナオスケです。わたしも別件で区のホームページを見ていて、たまたまこの制度を見つけたのですが、初めての形式のギフトカードに少々戸惑いました。
今回は、令和8年度に品川区が実施する「しながわ生活応援事業」について、対象、届き方、使うときの注意点、詐欺への備えを順番に整理します。
品川区が実施する物価高対策の全体像
令和8年度、品川区の物価高騰対策として大きく二つの支援策が動いています。一つは全区民を対象とした「しながわ生活応援事業」、もう一つは18歳以下の子どもがいる世帯向けの「物価高対応子育て応援手当」です。
名前が似ているので混同しやすいですが、対象も金額も別の制度です。どちらが自分に関係するか、まず分けて見ておくと動きやすいです。
しながわ生活応援事業とはどんな制度か
「しながわ生活応援事業」は、国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用して品川区が実施する支援策です。食料品などの物価高騰による区民生活の負担を軽くすることを目的としています。
給付の形は現金ではなく、バニラVISAギフトカード(うれしなカード)5,000円相当。申請不要で届く仕組みになっています。

対象者と所得条件の見方
対象は、令和8年1月1日時点で品川区の住民基本台帳に記録されている全区民です。所得制限はありません。住民税非課税かどうかも関係なく、区民全員が対象になります。
先に結論を言うと、「住民税非課税世帯でないともらえない」という思い込みは、この制度には当てはまりません。ただし、基準日は令和8年1月1日の住民登録なので、転入時期や住民異動がある方は、公式ページやコールセンターで確認しておくと安心です。
申請不要の自動発送の仕組み
この事業は申請不要です。住民基本台帳をもとに区が対象者を確認し、ゆうパックによる世帯単位の配送で届きます。世帯人数分のカードが一度にまとめて届く形です。
発送は令和8年4月18日以降、順次開始されています。公式情報では、1人・2人世帯は4月下旬以降、3人世帯は4月18日以降、4人以上世帯は6月中の発送予定とされています。作業状況によって変わる可能性もあるため、届かない場合もまずは発送時期を確認しておくとよさそうです。
わたしは4人世帯なので、6月の発送を楽しみに待とうと思います。
届かない場合に確認したい点
迷いやすいのが、転居や家族の異動があった場合です。令和8年1月2日以降に転出・転居・死亡などの異動があった場合は、個別配送になることがあります。
- 令和8年1月2日以降に転入した場合
- DV避難中で住民登録地と異なる場合
- 世帯構成の変化で個別配送になる場合
6月末を過ぎても届いていない場合や、自分の世帯が対象か分かりにくい場合は、しながわ生活応援事業コールセンター(0120-351-190)に問い合わせるのが確実です。公開後に電話番号や受付状況が変わる可能性もあるため、利用前に品川区の公式ページでも確認してください。
ギフトカードの使い方と期限
バニラVISAギフトカードは、全国のVISA加盟店の店頭やネットショップで利用できます。コンビニやスーパーなど、日常の買い物で使いやすい場面もありそうですが、一部利用できない加盟店やサービスもあります。
このカードはクレジットカード仕様ですが、ICチップがなく磁気テープのみのため、タッチや差し込みはできず、スワイプ(スライド)して決済します。
- 使用期限
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令和9年(2027年)1月31日まで。期限を過ぎたカードは利用できません。
- 使える場所
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全国のVISA加盟店(店頭・ネットショップ)。残高は専用サイト、カード裏面のQRコード、電話で確認できます。
期限は到着から7〜9か月ありますが、使い忘れを防ぐために受け取ったら早めに使い始めるのが無難です。
残高確認は専用サイトでできる
5000円分を一度に使い切る必要はなく、少額で複数回に分けて使えます。残高がわからなくなったら、カード裏面のQRコードをスマホで読み取るか、こちらの専用サイトにカード番号を入力して確認できます。
残高を全額使い切って足りない場合は、現金や他のクレジットカード等と併用できる場合がありますが、各店舗の個別対応になりますので、直接聞いてみましょう。
端数を使い切れない場合は、amazonや楽天などネットショップでポイントと併用して使い切る方法もあります。
子育て世帯に関係するもう一つの給付
18歳以下の子どもがいる世帯には、別途「物価高対応子育て応援手当」として、児童1人あたり2万円が支給される制度もあります。しながわ生活応援事業とは別の制度で、窓口や手続きも異なります。
品川区公式ページでは、物価高対応子育て応援手当の申請受付は令和8年4月20日で終了したと案内されています。すでに対象になっている方は入金状況を確認し、対象か分からない方は品川区公式ウェブサイトの専用ページで最新情報を確認してください。
詐欺への備えとして知っておきたいこと
給付金や商品券の話が出るたびに、それを悪用した詐欺の被害が出ることがあります。品川区は、区職員等が電話でカード番号や銀行口座を尋ねたり、ATMの操作をお願いしたりすることはないと注意喚起しています。

カード番号や銀行口座の情報を電話で聞かれたら、その場で答えず電話を切ってください
公式の案内は区からの郵便物や、city.shinagawa.tokyo.jpの公式ウェブサイトで確認できます。不審な電話やメールがあれば、相手の質問に答えず、区役所や警察、しながわ生活応援事業コールセンター(0120-351-190)に相談してください。
受け取ったあとに確認しておきたいこと
カードが届いたら、まず封入されているチラシで残高の確認方法と使用期限を確認してください。世帯人数分のカードが一封にまとまって届くので、家族分の枚数が合っているかも見ておくと安心です。
世帯人数分のカードが入っているか確認。チラシの残高確認方法も見ておきます。
令和9年1月31日が期限。カレンダーかスマホに一度メモしておくと使い忘れを防げます。
18歳以下の子どもがいる場合は、別制度の給付対象や入金状況も確認しておくと安心です。申請受付状況は区の公式ページで確認してください。
ポスト投函ではなく、対面で受け取る配送
うれしなカードは、ポストにそのまま投函されるものではなく、世帯単位で配送されます。不在の場合は不在連絡票を確認し、保管期間内に再配達の手続きをしておきましょう。
4人以上世帯は6月中の発送予定とされているため、まだ届いていない場合も、まずは公式ページの発送スケジュールと不在票の有無を確認してみてください。届いたあとは、枚数・残高確認方法・使用期限の3つを見ておくと、使い忘れを防ぎやすくなります。











