免許証を急になくしたとき、まず頭に浮かぶのが「どこに行けばいい」という迷いだと思います。警察署でいいのか、試験場まで行かないといけないのか。そこに持ち物の不安が重なると、動き出しにくくなりますよね。
品川区を中心に地域情報を届けるメディア『しながわクリップ』のエリア担当、ナオスケです。わたし自身、手続きの前に「どこで何が必要か」をまとめておかないと後悔するタイプなので、今回は窓口の考え方から必要書類まで整理しました。
紛失のケース、破損のケース、住所変更が残っている場合、更新が近い場合の四つの場面を軸に、順番にお伝えします。
再交付はどこでできるのか、まず確認
東京都で免許証の再交付手続きができるのは、運転免許試験場の三か所だけです。府中・鮫洲・江東のいずれかになります。
迷いやすいのが、「警察署で受け付けてもらえるのでは」という点。品川区には品川警察署・大井警察署がありますが、再交付の受け付けは試験場に限られています。住所変更の記載(裏書き)は警察署で対応できますが、再交付そのものは試験場へ行く必要があります。公式情報として確認のうえ向かうのが確実です。
品川区からなら、鮫洲運転免許試験場が最寄りになることが多いです。
鮫洲運転免許試験場へのアクセスと受付時間
鮫洲運転免許試験場は、京浜急行の鮫洲駅から歩いて数分、りんかい線の品川シーサイド駅からも歩ける場所にあります。品川駅や大井町駅からもバスでアクセスできるルートがあり、電車での行き来はしやすい方です。
再交付の受付は平日のみ、午前8時30分から午後4時まで。土日・祝日・年末年始は窓口が閉まります。仕事がある日に半休を取って行く形になりやすいので、時間に余裕を持って向かうのが安心です。
紛失・盗難のときの動き方
紛失や盗難の場合は、免許証が手元にない状態での手続きになります。まず警察署やコンビニの端末などで「遺失届」を出しておくことが出発点。その後、試験場で「紛失てん末書」を記入します。
紛失のときに最初に迷うのが「身分確認をどうするか」という点で、免許証がないので別の本人確認書類が必要になります。マイナンバーカード・住民票の写し・健康保険証・パスポートなどが使えます。住民票はコピーは不可で、発行から6か月以内のものが必要です。
破損・汚損のときに変わること
破損や汚損の場合は、今持っている免許証を試験場に提出する流れになります。紛失のときと手続きの窓口は同じですが、今の免許証を必ず持参する必要がある点が違います。
汚れや傷がひどくて顔写真が分かりにくい状態の場合は、別途本人確認書類を求められることがあります。状態によっては当日に確認できないこともあり得るので、念のため一枚は本人確認書類を添えて持っていくと安心です。
持ち物で迷いやすいものを整理する
持ち物で一番よく出る迷いは「住民票は必要か」という点です。遺失・盗難の場合は本人確認書類として住民票の写しが使えますが、マイナンバーカードや学生証・社員証で代替できる場合もあります。
- 本人確認書類(マイナンバーカードや住民票など)
- 写真(試験場撮影 or 持参写真1枚)
- 手数料(2,250円程度・現金が確実)
- 破損・汚損の場合は現在の免許証
写真は試験場内のスピード写真機でも撮れます。持参する場合は規格があるので、事前に確認してから用意するほうが無難です。手数料はキャッシュレスに対応していない窓口もあるため、現金を持参するのが確実です。
本人確認書類で気をつけたいこと
本人確認書類は、住所・氏名・生年月日がそろって確認できるものであれば複数の種類が使えます。ただし、住民票のコピーは不可です。原本を用意する必要があります。
- 使える書類の例
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マイナンバーカード、住民票の写し(原本)、社員証、学生証、パスポートなど
- 注意が必要なもの
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住民票はコピー不可・マイナンバー記載のないものを用意。通知カードも不可です
パスポートを使う場合は、住所の記載がないため消印付きの郵便物など住所が確認できる別の書類も必要になります。これを知らずに当日焦ることがあるので、手持ちの書類を事前に一度チェックしておく価値があります。
住所変更が済んでいないときの確認
引っ越しや転入後に住所変更の手続きを免許証に反映していない状態で再交付を申請すると、新しい免許証には変更後の住所が入る場合があります。住所変更を同時に行いたい場合は、変更を確認できる書類も必要になります。
ただし、転入を伴う再交付は即日交付できない場合があると警視庁の公式情報にあります。当日に受け取れない可能性があることを念頭に置いて、スケジュールを組んでおくと安心です。
更新時期が近いときに選べる方法
免許証の有効期間満了日の直前の誕生日前後1か月の更新期間中であれば、再交付と更新を同時に手続きできます。この場合、手数料は更新分のみです。再交付の手数料は不要になります。
令和6年2月からは更新手続きが完全予約制になっています。更新と同時に再交付を希望する場合も、事前の予約が必要です。予約なしで行くと受け付けてもらえないケースがあるため、出発前に警視庁のウェブサイトから予約状況を確認するのが最初の一歩です。
手続きの流れをざっくり押さえる
当日の流れを知っておくと、試験場に着いてから戸惑いにくくなります。
試験場の窓口で「再交付申請書」と「紛失てん末書(紛失の場合)」を受け取り記入します。
持参書類を提出します。写真は窓口でのスピード撮影か、事前に用意した持参写真を選べます。
手数料を支払い、新しい免許証の交付を待ちます。現金を用意しておくと確実です。
手続き全体で1時間程度はかかることが多いです。混み合う日曜や連休明けは2時間程度かかる場合もあるため、時間に余裕のある平日を選べるなら、その方が動きやすいです。
よくある失敗と事前に防ぐ方法
実際に窓口へ行ってから気づく失敗で多いのが、「住民票を持ってきたが古いものだった」「住民票のコピーを持参してしまった」というケースです。住民票は発行から6か月以内の原本が必要なので、事前に用意するときに日付を確認しておく方が安心です。
わたしも手続き系のものはつい書類の確認を後回しにしてしまうことがあるのですが、一度だけ「日付が切れていた」という経験をしてから、発行日を先に確認するようにしています。

住民票の日付、出発前に一枚確認するだけで防げます
代理人や郵送では手続きできない
免許証の再交付は本人が窓口へ出向くことが必須です。代理人による申請は認められていません。家族に頼もうとしても受け付けてもらえないため、自分で時間をつくる必要があります。
紛失後は当然ながら免許証がない状態なので、試験場へ向かう際の運転は避けてください。電車やバスでのアクセスを調べておくのが先決です。
公式情報の確認先と問い合わせ窓口
今回お伝えした受付時間・必要書類・手数料は、警視庁の公式サイトを元にしています。制度や手続き内容は変わることがあるため、窓口へ向かう前に警視庁のウェブサイトを一度確認するのが確実です。
鮫洲運転免許試験場の電話番号は03-3474-1374(免許第二係)です。持ち物の確認など、不安なことは事前に電話で聞いてしまうのが一番早い方法だと思います。
今日、まず一つだけ確認してみてください
免許証の再交付は「急いで動かないと」という気持ちになりやすいですが、持ち物が足りないまま試験場へ向かっても、その日に手続きが完結しないことがあります。今日はまず、手元にある本人確認書類の一覧を確認するだけで準備が一段落します。
住民票の日付は大丈夫か、マイナンバーカードは手元にあるか。この二点を今確認しておくだけで、当日の動きがかなり楽になると感じています。
この記事が「では今週行ってみようか」と動き出すきっかけになったら、うれしいです。













