子育てに手厚い品川区で、2026年7月1日から子供の区営プールを含むスポーツ・文化施設の使用料無料化が始まりました。ニュースで見かけたり、利用を考えたりして、うちの子は対象になるの?何か条件はあるの?と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
地域情報メディア『しながわクリップ』のエリア担当ライター、ナオスケです。わたし自身も高校生の娘と中学生の息子がいるので、今回の制度は気になって確認しました。
この記事では、無料化の仕組みと対象者の見方、施設ごとの違い、利用前に確認しておきたい点の順で整理し、利用に必要なカード「しなか」の申請についても解説します。
プール無償化でまず確認したいこと

品川区のプール無償化は、2026年7月1日から始まった「子どもの施設使用料無料化事業」がベースです。区内に住民登録がある18歳までの子どもが対象で、所得による制限は設けられていません。
見落としやすいのが、区内在学・在勤だけでは対象外という点。住民登録のある区民かどうかが、最初の分かれ目になります。
品川区で無料になる施設を確認する
無料化の対象になる施設は、区立の温水プールや屋外プール、区立学校のプール、健康センター、公園や体育館、文化施設など16施設です。健康センターや体育館はフリー利用、学校温水プールは一般開放時のみなど、施設ごとに対象範囲が異なる点も確認しておきましょう。
団体利用は対象外で、個人利用、健康センターはフリー利用に限ります。また、民間のフィットネスクラブや会員制スポーツ施設は対象外で、区立施設かどうかが判断の基準になります。
| 施設名称 | 所在地 | 問合せ先 |
|---|---|---|
| 東品川公園弓道場 | 品川区東品川3-14ー9 | 3471-8930 |
| 八潮北公園スケートボード場 | 品川区八潮1-3-1 | 3790-2550 |
| しながわ中央公園ボルダリング場 | 品川区西品川1-27・28 | 5740-5037 |
| 品川健康センター(フリー利用) | 品川区北品川3-11-22 | 5782-8507 |
| 荏原健康センター(フリー利用) | 品川区西五反田6-6-20 | 5487-1317 |
| 五反田文化センタープラネタリウム(一部対象外の投影あり) | 品川区西五反田6-5-1 | 3492-2451 |
| 荏原文化センター温水プール | 品川区中延1-9-15 | 3785-1241 |
| 品川歴史館 | 品川区大井6-11-1 | 3777-4060 |
| 総合体育館(フリー利用) | 品川区東五反田2-11-2 | 3449-4400 |
| 戸越体育館(フリー利用) | 品川区豊町2-1-17 | 3781-6600 |
| しながわ区民公園屋外プール(小学生未満はカード不要) | 品川区勝島3-2-2 | 3768-6274 |
| 戸越台中学校温水プール(一般開放時のみ) | 品川区戸越1-15-23 | 5750-1549 |
| 日野学園温水プール | 品川区東五反田2-11-2 | 3449-4400 |
| 八潮学園温水プール(一般開放時のみ) | 品川区八潮5-11-2 | 5492-7582 |
| 品川学園温水プール(一般開放時のみ) | 品川区北品川3-9-30 | 5460-0480 |
| 豊葉の杜学園温水プール(一般開放時のみ) | 品川区二葉1-3-40 | 5749-3350 |
常設無料と期間限定無料の違い
今回の無償化は、期間を区切らず通年で使える制度として設計されています。夏休み限定のキャンペーンとは別の話で、2026年7月1日以降は年間を通じて対象施設を無料で利用できる仕組みです。
一方、区民70歳以上や障害のある方への無料制度は以前からあります。今回の子ども向け無償化とは対象者が違うので、混同しないように確認しておくと安心です。
子ども対象で確認したい年齢と条件
対象は「18歳までの子ども(18歳になった年度の3月31日まで)」です。高校3年生の3月末まで使えることになります。
利用には「子ども使用料免除カード(愛称:しなか)」の提示が必要です。カードなしでは無料にはなりません。申請から交付まで2週間程度かかるので、利用予定日が決まっている場合は早めに申請しておくのが無難です。
付き添いの大人が関わる場面を見る
無料になるのはあくまで子ども本人の利用料です。保護者や付き添いの大人が一緒にプールに入る場合、大人分の料金は通常どおりかかります。
品川区の学校温水プールなどでは、4歳以上小学校3年生までは、2人につき1人の高校生以上の付き添いが必要です。また、夕方以降は小学4年生から6年生にも付き添いが必要になる施設があります。しながわ区民公園屋外プールなど施設ごとに利用制限が異なるため、行く前に各施設の利用案内を確認してください。
行ってみたら入れなかった、というのはかなり悲しいので、付き添いが必要な年齢、人数、時間帯はしっかり施設に確認をしておきましょう。
区民プールと民間施設の違いを整理する

今回の無償化は区立施設だけが対象です。スポーツクラブや民間のプール施設はこの制度の対象に含まれません。
- 区立施設(対象)
-
温水プール・屋外プールなど区が運営する施設
- 民間施設(対象外)
-
フィットネスクラブ・会員制スポーツ施設など
「区民プール」という名称でも、運営主体が区でなければ対象外になることがあります。施設名だけで判断せず、公式の対象施設一覧で確認するのが確実です。
夏休み利用で先に見ておきたいこと
無償化は2026年7月1日に始まり、夏休みシーズンの利用が増えやすい時期と重なっています。特に屋外プールや一般開放のある施設は、混雑や利用条件の変更が出ることがあります。
屋外プールのしながわ区民公園屋外プールは、小学生未満はカードがなくても無料です。ただし、小学生以上が無料で利用するには「しなか」の提示が必要になります。幼児と小学生が混在するご家庭は、どちらにカードが必要かを確認しておくとよいです。
予約や定員でよく迷う場面を見る
区立の温水プールは一般開放の時間帯が施設ごとに異なります。しながわ区民公園屋外プールでは、2026年度の7月、8月の土曜日・日曜日・祝日の午前・午後枠について、混雑防止のため事前申込が必要な日があります。行く前に各施設のページで、開放日、予約、定員、休場日を確認するのが一番確実です。
わたしの経験上、夏休み中の日中は混みやすいです。お子さんの年齢や体力に合わせて、空いている時間帯を選ぶ余地があれば、そのほうが動きやすいと思っています。屋外プールは熱中症特別警戒アラートや天候によって開放中止になる場合もあるため、当日の開放状況も確認しておきましょう。
よくある失敗と気をつけたい点
迷いやすいのが「カードを持っていかなかった」というケースです。当日カードがなければ、無料では利用できません。
- カードを忘れると当日は有料になる
- 申請から交付まで約2週間かかる
- 在学・在勤のみでは対象外
- 大人の付き添い分は別途有料
- 民間施設は対象外
カードは紛失・譲渡・貸し借りも不可です。再交付の手続きが必要になるため、保管場所を決めておくと安心です。

向かない場合と注意したいケース
転入したばかりで住民登録が間に合っていない場合、制度の利用が遅れることがあります。住民登録の手続き完了後にカード申請ができる形なので、引っ越し直後の方は流れを確認しておく必要があります。
また、区外在住で品川区の学校に通っているお子さんは対象外です。住んでいる自治体の制度を改めて調べる必要があります。
公式情報の確認方法と問い合わせ先
最新情報は品川区公式サイトの「子どもの施設使用料無料化事業」ページで確認できます。カードの電子申請もそのページから行えます。
電子申請か、スポーツ推進課への問い合わせで申請。交付まで約2週間。
利用当日、窓口でカードを提示すると無料で入場できます。
制度の詳細や変更があった場合の最新情報は、スポーツ推進課地域スポーツ推進係(電話:03-5742-6838)でも確認できます。

カード申請は6月1日から始まっています。利用予定日がある場合は、余裕を持って申請しておくと安心です
早めにカード申請してプールを楽しもう
まず今日、品川区公式サイトで「しなか」のカード申請ページを開いてみてください。交付まで2週間程度かかるので、近いうちに使いたいならここが一番先に動くべき場所です。
施設の場所や開放時間は後から確認できますが、カードがないと無料で利用できません。わたしも早速子供のカード申請をしてみましたが、オンラインで簡単にできました。利用予定の施設にチェックを入れますが、そこしか使えないわけではないので、暫定で大丈夫です。
「まずカード申請」と決めてしまえば、あとは届くのを待つだけ。夏休みのお子さんの選択肢が増えて、楽しく過ごして頂けたら嬉しいです。













