テニスやスカッシュに似ているけど、一味違う競技のパデル。興味をもつきっかけは色々だと思いますが、いざやってみたいと思うと、道具や場所などわからないことが多いですよね。
地域情報メディア『しながわクリップ』のエリア担当ライター、ナオスケです。ここでは、品川区で探すときの今の状況から入り、区外へ広げるときの見方、体験前に押さえたい持ち物や予約まわりまで、順を追ってたどります。
そもそもパデルとはどんな競技?
パデルは、テニスとスカッシュの要素をあわせ持つラケットスポーツです。壁に囲まれたコートで二人一組でプレーし、跳ね返ったボールも使ってラリーを続けます。テニスよりコートがコンパクトなので、初めて見る人でも動きのイメージをつかみやすく、見た目以上にラリーが続く競技です。
もともとスペインで大きく広がったスポーツで、日本パデル協会では、スペインでは競技人口第1位の国民的スポーツになったと紹介しています。世界全体でも広がりが続いていて、日本でも競技人口は3万人台から3万5000人規模と案内されるようになりました。まだ身近な施設は多くありませんが、少しずつ名前を聞く機会が増えてきた競技です。
サッカーマンガ「キャプテン翼」作者の高橋陽一さんが、日本パデル協会の名誉会長を務め、調布には「キャプテン翼パデル調布」というパデルコートも運営するなど、普及に努められています。プロサッカー選手やテニスプレーヤーにもパデル愛好家は多いそうです。
品川区でパデルを探す今の状況
結論からいうと、2026年7月の時点で、品川区内にパデル専用コートやスクールはありません。以前は大井町トラックスの前にあったスポル品川にパデルコートがあったのですが、スポルの閉館後は新たなパデルコートはできていないのが現状です。
都内のパデルコートは、日本パデル協会のサイトで一覧としてみることができますので、自宅や学校、職場からの導線を考えて、行きやすい施設を探すことになります。

区内で見つからなくても慌てなくて大丈夫
パデルが初めてでも入りやすい理由
パデルは、壁に囲まれたコートでプレーする二人対二人のラケットスポーツです。テニスに似て見える一方で、壁の使い方があるぶん、最初は少しイメージしづらい競技でもあります。
ただ、いきなり細かなルールを覚えようとしなくても大丈夫です。初心者が最初に知りたいのは、うまく打てるかよりも、入りやすい雰囲気かどうか。そこが見えるだけで、ぐっと近い存在になります。
わたしは競技の説明文を読む前に、体験の入口があるかを先に見ます。写真や案内文から雰囲気がつかめると、頭の中の距離が縮まるんですよね。
テニスと違って迷いやすいところ
テニス経験がある人ほど、似ていると思って入りたくなるかもしれません。けれど、壁を使うこと、コートの囲まれ方、二人で動く前提があること。この差が、最初の戸惑いにつながりやすい部分です。
だから、テニスの延長だけで考えると少しずれます。うまくできるかを先に心配するより、壁のあるコートでラリーする感覚を受け入れやすいか。わたしなら、ここでいったん写真や動画の雰囲気を見ます。
初心者向けかどうかで迷うのは自然なことです。競技名だけでは分からないので、体験枠の案内やレンタルの有無を先に見るほうが、想像だけで不安をふくらませずに済みます。
品川区から候補を広げる見つけ方
品川区で生活する人が比較的行きやすい施設としては、墨田区のパデル東京ミズマチ、練馬区のパデル東京が候補にあがります。
| 施設名 | 住所 | 営業時間 | 電話番号 | アクセス |
|---|---|---|---|---|
| パデル東京ミズマチ | 東京都墨田区向島1-32-4 | 8:00〜22:00 | 080-5140-9666 | とうきょうスカイツリー駅から徒歩1分 |
| パデル東京 | 東京都練馬区関町南1丁目4-48 善福寺公園テニスクラブ内 | 9:00~22:00 | 03-5903-9181 | 西武新宿線上石神井駅より徒歩10分 |
上記2施設の他にも、調布、大宮、茅ケ崎、千葉などにもパデルコートがあります。全国のコート一覧は、下記日本パデル協会のサイトで確認できます。
単発利用とスクールの選び分け
パデルが気になっている段階なら、いきなりスクール前提で考えなくても構いません。単発の体験案内があるか、レンタルコート利用の入口があるか、そのどちらかが見えれば、最初の一歩としては十分です。
続けたい気持ちが少し出てきたら、そこで初めてスクールの日程や月ごとの費用を見ます。最初から全部を比べようとすると、情報が多くて疲れます。ここは順番が大切。
未経験向けの入口があるか分かると、最初の不安がかなり小さくなります。
単発料金なのか月会費なのかで、見るべき欄が変わります。
仕事帰りか週末かで、通いやすい施設の印象はかなり変わります。
ラケットと服装で止まりやすい点
初心者が止まりやすいのは、ルールより先に道具まわりです。ラケットを持っていない、シューズが合うか分からない、その時点で躊躇してしまう人も少なくありません。最初の壁はここ。
東京ミズマチのように、レンタルラケットやレンタルシューズの案内が出ている施設なら、入口の不安を下げやすくなります。レンタルの有無と条件だけ先に見る。それだけでも、かなり動きやすくなります。
仕事帰りに寄れるかを考えるときも、ここは見逃せません。荷物が増えすぎないか、着替えの手間が大きすぎないか。わたしはこのあたりで、無理なく続くかを想像します。
予約前に見たい時間帯と連絡先
興味が出てきたら、予約ボタンを押す前に時間帯と連絡先だけ見ておくと落ち着きます。問い合わせが電話なのか、別の窓口なのか、予約サイトなのかで、当日の動きやすさがかなり変わるからです。
施設によっては、問い合わせの入口が公式の連絡手段にまとまっている場合があります。夜に静かさへ配慮する時間帯が設けられていることもあるので、行けそうな時間だけで決めないほうが後で慌てません。
- 連絡の入口はどこか
- 体験枠の案内があるか
- 夜の利用時間は何時か
- 当日利用の扱いはどうか
ここを飛ばしてしまうと、せっかく気持ちが向いたのに、申し込みの直前で迷いが戻ってきます。予約は最後でよくて、まず連絡の入口がはっきり見えるか。その順番のほうが安心です。
駅から通いやすさを見分けるコツ
品川区で探す人にとって、施設名そのものより大事なのは、駅からの歩きやすさかもしれません。たとえば東京ミズマチの施設は、とうきょうスカイツリー駅から歩きやすく、押上駅からの導線も見やすいタイプです。
一方で、練馬区の候補は都内西側へ動く感覚で考えるほうが自然です。自宅から近いかどうかだけではなく、乗り換えの回数、駅を出てから迷いにくいか、その二つで印象がかなり変わります。
うちも週末は子どもの予定で動き方が変わるので、現地までの最後の数分を軽く見られません。口コミが良くても、道順が複雑だと足が遠のきがち。そういう感覚は、意外と大事です。
今日のうちに決める最初の一歩
今夜ひとつだけ動くなら、気になった施設を一か所だけ開いて、駅からの行き方とレンタルの欄を見るところまでで十分です。予約まで進まなくても、入口が見えれば迷いはかなり軽くなります。
わたしも今回調べるまで、パデルという競技のことはよく知らなかったのですが、スペインではとてもメジャーな競技であることや「キャプテン翼」作者の高橋陽一さんが日本パデル協会の名誉会長であることなど、興味を惹かれました。
なにより日本パデル協会のサイトでのプレー動画などを見ると、とても楽しそうですよね。日本ではまだこれから盛り上がってくるパデルを、この機会にぜひ体験してみてはいかがでしょうか。














